はじめまして、日本語講師のMAYUです:)
私は23歳で日本語講師・着物アパレルブランド『WATIC』の2つのビジネスで独立し、27歳現在フリーランスとして東京を拠点に仕事をしています。このままビジネスを大きくし、1年後にはカナダへの移住を考えています。
このブログでは、海外生活を経てさらに感じた日本の魅力や、日本語の勉強のコツ、教え方のポイントなど、日本についての色々な情報や、フリーランス女子としての人生の楽しみ方を発信していきます。まずは私という人間を少しでも多くの方に知ってもらうために自己紹介と私のバックグラウンドや現在・今後についてお話ししていけたらと思います。
詳細プロフィール|MAYU ってどんな人?
名前:MAYU KATO
ニックネーム:おまゆ・かとまゆ
生年月日:1996年8月21日 獅子座
年齢:27歳
出身・在住:北海道出身・東京都在住
趣味:旅行・コーヒーを飲むこと・映画鑑賞
言語:日本語・英語
職業について
職業はブランドディレクター兼日本語講師
4年前にオリジナルアパレルブランド Watic(ワティック) を立ち上げました。コンセプトは『和を洋服でカジュアルに』。着物のはぎれや生地などを洋服におしゃれに盛り込みシャツやジャケット、バッグを制作しています。世界中の人々が日本の “和” をもっと身近に感じられるようなアパレルブランドです。和風チックをモジってワティックというブランド名にしました。Waticではコンセプトにもあるように世界中に売り出して行きたいので、海外発送も対応しております。
日本語講師としても4年間仕事をしています。主に午前中と夜は生徒さんとレッスンをし、昼の時間やレッスンがない時間にアパレルの仕事を行なっています。日本語講師は大学時代からもともと興味があって、日本と海外の橋渡しになるような仕事をしたいと思い始めました。
学生時代の話と20代での起業を志した理由
大学時代は英文学科で留学経験あり
大学時代に英文学科を選んだ理由
私は高校卒業後、北海道の英文学科で人気な短期大学に入学しました。四年生大学ではなく短大に入った理由は、短大の英文学科の方がスピーキングにフォーカスした実践的なものだったからと、高校時代に決めた専攻が自分に合ったものかわからないのに4年も未来を預けるのが少し怖かったからです。英文学科に入った理由は、子供の時から習っていたアイスホッケーで中学生のころ韓国遠征に行ったとき、英語と韓国語と日本語を話している通訳さんがかっこいいと思ったのがきっかけです。
1年間休学をしてワーキングホリデー留学
大学一年が終わって、絶対に留学しようと心に決めてました。大学の留学制度も充実していたのですが、留学費にプラスで北海道のその大学にも単位が変換される分の学費を払わなきゃいけず、そんなお金は払えないため休学して働きながら英語を学べるワーホリを選びました。トロントに約1年間です。ここでの経験はいつか詳しく話せたらと思いますが、本当に行ってよかったです。本当に英語力が上がりました。具体的な数字で言うと、留学前でTOEIC450点、帰国後テストを再度受けると810点まで上がりました。日本語をできるだけ使わないように、自分の中でルールを決めて一年間生活していました。
卒業後はカナダの大学へ入学した?
ワーホリから帰国後、北海道の大学に戻って2年生を無事に終え卒業。周りは8割就活、残り2割は四年生大学へ編入という進路でしたが、私はカナダへの大学への入学を選びました。編入制度などではなく、本当にゼロから入学という感じです。
実はワーホリから帰ってきたあと大学2年生の頃、縁がありワーホリをサポートしてくださったエージェントさんから声をかけていただき、アルバイトさせてもらっていました。その時に色々な留学先や留学の形があることを知り、もっと勉強したいという思いからトロントの2年生カレッジへの入学を決めました。
入学にはIELTS(アイエルツ:スコアは0.5-9.0で評価され、MAXの9.0はネイティブで専門用語もバリバリ話せるレベル)という試験で、Overall 6.5以上が必要でしたが、私は7.0を取れたので入学できました。
カナダの大学入学後と起業を志したきっかけ
トロントの2年制カレッジへ入学、専攻はファッションビジネス
カナダの大学は2年制で、ファッションビジネスマネージメントを専攻しました。周りに日本人は1人もいなく、またトロントはとても多様性のある都市だったので、色々なバックグラウンドを持った生徒がたくさんいました。学業とバイト両立は大変でした。バイト探しの時は人種差別もあったりして。それでもとても楽しい学校生活を送っていましたし、友達もたくさんできてました。学校もバイト先も日本人はいなかったので、本当に英語漬けの生活で幸せでした。
起業を志すきっかけ
私の入った大学はアジア系の生徒が少なく英語ができることは当たり前。専攻分野を学ぶことがメインなので、授業は毎回一番前の席に座って一言一句先生の話した内容を聞き逃さないように必死でしたが、おかげで成績も結構よかったんです。
ですが、私はこの大学を1学期終了後に退学しました。海外からの生徒は学費が国内の生徒の3倍で、正直金銭面はかなりキツキツでした。ただそれが理由というよりは、そのお金を使ってもっとやりたいことができた、そのお金を使ってもっと面白いことができると自分で思ったからです。
大学を辞めて帰国することは本当に大きな決断でした。カナダの大学の学費は全て自分で貯めたもので、お金を貯めるのは本当に大変だったし、入学試験のIELTSの勉強も大変でした。周りにもたくさん反対されました。でも私の人生だし、私のお金だし、決めるのは私。
そうして私は、自分が海外生活で感じていた日本の良さを世界にもっと伝えられるものを作りたいという思いと、専攻していたファッションが好きだったことから、日本へ戻りアパレルでの起業を志します。ファッションが好きだったことももちろんありますが、ファッションは人々が毎日身に付け人生を共にするものなので、そこの変わらない需要とジャンルの広さにビジネスの可能性を感じたのです。色々な人に出会い色々な刺激をもらうため東京で一人暮らしを始め、ブランド立ち上げの準備をする生活を始めました。
そして以前から興味があった言語教育も挑戦したいと思い、オンラインで日本語を教える準備と勉強もこのタイミングではじめました。
自分の一生を使って世界を旅する!
少し真面目な話をしすぎたので、ここからは私の目標を話したいと思います。
この写真は19歳の時に行ったモントリオールという都市での一人旅の記念に、その場で仲良くなった人に頼んで撮ってもらったものです。カッコつけてるし、今より若干太ってます(笑)
19歳の最後の日、トロントにいた私はバックパック一つだけを持って夜行バスに乗り、9時間かけてモントリオールに向かいました。人生初の一人旅。この時のたくさんの出会いや発見、新しい景色に釘付けにされ旅の素晴らしさを知ってから、旅が大好きになった。だから、バックパックで世界一周することを絶対いつか叶えると心に決めたんです。
カナダの大学を辞めた時すごく考えたのが、この先の私の人生設計です。ちゃんと独立した人間になりたかった。何かを自分で始めたかった。限界を環境や誰かのせいにしたくなかった。当初は30歳までに一人で世界一周をと思っていましたが、幸せなことに恋人ができ将来を一緒に考えていく中で、人生を使って共に旅をしていきたいと目標が変わっていきました。その結果結果、
ここにたどり着きました。ECでアパレルブランドを起業して自分の商品を持って、日本語をオンラインで教えながら、世界中を歩き回ればいいんだ。
自信がないからこそ、起業を決めてよかった
私はこの派手な見た目と好き嫌いがはっきりしている性格から、自信がありそう・気が強そう・怖いし性格キツそう、と特に初対面の人には思われがちで、自分でもそれはわかっています。
でも、実際は自分に自信なんてずっとなかったし、周りにそう思われてしまいがちな自分に悩んでいた時期もありました。自分のことが嫌いだったわけではありません。正直小さい頃から勉強も運動もそれなりにこなしてきた人生でしたが、でも何かで一番になったことはなくて、そんな自分にいつももどかしさを感じていたんです。
でもいつからかそんな自分を受け入れられるようになったのは、わかってもらいたい人にわかってもらえていたからです。家族や仲のいい友達はいつもそばで私のやりたいことを褒めて支えてくれました。何かを始める時だけじゃなく、人生において、すべての人に理解してもらうということを諦め始めた時から人生が変わってきました。伝わる人には伝わるし、伝わらない人には伝わらない。これはすべての物事においてそうだと思います。でも、私が伝わってほしいと思っている人には伝わっていたと気づいたんです。
そして、一番になる必要もないということに気づけたことも大きかったです。私は一番になることよりも、私にしかできないことをすることにやりがいと幸せを感じるんだと。自分に自信がなかったから、自分が納得のいくアパレルブランドを1から自分で作り上げてそれを世界に発信する、そうすることで自分に自信が持てるようになってきたんです。カナダの大学を辞めて、今東京で過ごしていますが、今は自信を持ってこの道を選んでよかったと思えています。
私のモチベーション、生活で心がけていること
- 今日頑張れば、明日見える世界が変わる
- やらない後悔より、やって後悔
- 会いたい人に会う時間やお金、新しい経験や学びに使う時間やお金は惜しまない
日々仕事は楽しいし大好きですが、たまに あぁ今日は仕事をする気分じゃない… なんて日もあります。でも、今日頑張ったら明日は何かまた新しいことができる、今日学んだことを活かして明日はさらに成長できる、そう思って仕事をするようにしています。
そして、やりたいと思ったことは、ひたすら考えて必ず行動する。あの時やっとけばよかったと後悔するなんて本当にもったいない。やってみて、失敗してもそれは必ず学びになるし、取り返せばいい。意外となんとかなるもんです。
そして最後は一番大事にしていること、会いたい人や大切な人に会う時間とお金は絶対に惜しまない。私がいるのは周りの支えがあってこそで、これは絶対に忘れてはいけないことだと思っています。どれだけ仕事で忙しくても、大切な友人に誘われたらできる限り行くし家族や親友などには定期的に連絡を取ったりしています。そして新しい経験や学びに対してもこれは同じことが言えると思っていて、友達や家族、知識や経験は、何にも変えられない財産になります。
最後に
今回は私自身について長々と話させていただきましたが、少しでも面白い人間と思っていただけたら嬉しいです。今後は私のことをこんなに話すことはもうないと思いますが、私の人生のアップデートもたまにシェアして行けたらと思っています。
では私の好きな英語のQuoteで締めたいと思います。
Be yourself, Somebody else is already taken.
−あなた自身になりなさい、他の誰かなんてもうすでにいるんだから。−