MAYU
この記事では、場所の助詞 を の場所に対する使い方の説明をします。場所の助詞でよく使うのは『に』『で』ですが、実は『を』も使えるんです!
場所の助詞 『で・に』の違いや使い分けを分かりやすく説明【よくある間違い】
MAYU この記事では、場所の助詞『に』と『で』の違いを説明します。日本語の助詞は難しいですが、一度...
場所の助詞 を の使い方
『に』『で』と比較してみましょう。
場所の助詞を考えるときは、その文の動詞を見ることが大切です。動詞によって助詞が変わります。
動詞の種類 | 例 | |
に | 存在(いる、ある、住む) 移動・方向の目的地(行く、進む) |
|
で | その場所で動作をする、移動がない(食べる、勉強する、見る、買う) |
|
を | 移動する地点での動作(渡る、散歩する、旅行する) |
|
場所の助詞 を を使うときのポイント
・山を登ります。頂上に向かって歩きます。
頂上は向かう”目的地”なので『に』を使い、山は頂上に行くために”動作が行われる(人が移動する)場所”なので『を』を使います。
練習問題
- 明日からアメリカ( )行くので、ショッピングモール( )服を買った。
- この道路( )渡って、真っ直ぐ進んで、次の信号を右( )曲がってください。
- 犬と公園( )散歩した。
- 友達と公園( )会って話して、家( )帰った。
- 日本( )行ったら、あのラーメン屋( )とんこつラーメンを食べたい。
- 夜の道( )歩くのは危険です。
- あの橋( )を渡ったところにあるカフェ( )コーヒーを飲んだ。
答え
- に、で(アメリカ:目的地、 ショッピングモール:その場所で動作をする)
- を、に(道路:道路の上を歩く(移動する)から、 右:目的地)
- を(公園:公園の中を移動するから)
- で、に(公園:その場所で動作をする(動かず話す)から、 家:目的地)
- に、で(日本:目的地、 ラーメン屋:その場所で動作をする)
- を(道:道を歩く(移動する)から)
- を、で(橋:橋の上を移動する、 カフェ:その場所で動作をする)
コメント